印象に残るロゴを作成するコツ

企業やお店のロゴは、それを一目見ただけで企業やお店がどんなものかをイメージさせてくれることが求められています。特に、インパクトのあるロゴは、それだけで宣伝効果が期待できます。そこで、印象に残るロゴをつくるためのコツを紹介します。

これからロゴを作成しようという人やや、ロゴ作成を依頼したいという人も参考にしてくださいね。

企業やお店のイメージを大切にする

ロゴには、その企業やお店が大切にしてきた歴史やイメージを盛り込むことがポイントです。なぜなら、そのロゴを一目見ただけでその企業やお店が何を大切にしているのかやどんな歴史を歩んできたのかが分かることが大切だからです。

具体的には、明るくてエネルギッシュなイメージの企業が、シックで落ち着いた印象のロゴを作成してしまうと、前向きなエネルギーを求めている消費者が、「この会社とは合いそうにない。」と購入や取引を止めてしまうという例があります。

また、一方で新しいイメージをつけたい時にもロゴは役に立ちます。例えば、老舗の和菓子店が新しいことに挑戦したいと考えている時に、重厚なロゴを新たに作っても、老舗のイメージを変えることはできません。逆に、店名を英字にしてみたりスタイリッシュなデザインにしてみたりすることで、老舗和菓子店が今風のお店に生まれ変わったような印象を消費者に与えることができます。

ロゴ作成をする時は、どんなストーリーを消費者に伝えていきたいかということを重視すると良いでしょう。伝えたいストーリーが一目でわかるデザインが大切です。

アイコンにした時に見栄えの良いデザインにする

インターネットの普及によって、企業やお店もアプリを作成することが多くなりました。スマートフォンなどのアプリを展開することで、より多くの消費者を集めることができます。スマートフォンアプリを作成すると、ホーム画面にアイコンとして表示されます。

そのことを念頭に入れたロゴ作成も今後重要になってくるでしょう。アイコンの多くはロゴの頭文字やイメージカラーを基調として作成されることがほとんどです。似ているアイコンがあると紛らわしくなり、ホーム画面から削除されてしまうこともあり得ます。

そのため、アイコンにした時に誰もがすでにダウンロードしているようなアイコンとかぶらないようなデザインにすることが重要です。また、アイコンに限らず、ロゴが単純化されて使用される機会は意外と多いです。単純化されると、複雑なロゴも分かりやすくなり、遠くから見ても判別できるといった利点があります。

複雑で精巧なデザインのロゴを作成する場合も、デフォルメ化されたバージョンを一緒に考えておくと使い勝手が良いでしょう。

シンボルマークを決める

ロゴ作成は、企業名や店名をそのままデザインすることも多いですが、シンボルマークを決めてそのマークを中心にデザインをする方法もあります。シンボルマークは、オリジナルのキャラクターや業界を表すマークなどでも良いです。

業界を表すマークとは、例えば歯科医院のロゴを作成する場合は、歯や歯ブラシ、歯磨き粉などをシンボルマークとして採用することです。特に、ノベルティなどを作成する場合はシンボルマークがあると非常に便利です。そのマークを印刷するだけで簡単にオリジナルグッズを作成することができるからです。

シンボルマークを決める時は、一つに絞ることがポイントです。マークは作成しやすいため、ついいくつもデザインしてしまいますが、増えれば増えるだけごちゃごちゃした印象になってしまい、消費者に何を伝えたいのかわからなくなってしまいます。

また、企業やお店が最も消費者や世間に伝えたいことが何なのかを作成者が理解していることが大切です。そのためには、しっかりとした打ち合わせが重要になります。勝手な想像でマークを作成するのではなく、企業やお店の意図を充分に組んだものをデザインするようにしましょう。

カラーのイメージは大切

それぞれのカラーには、それぞれのイメージがあります。例えば、赤にはエネルギッシュで情熱的なイメージがあります。ロゴ作成が得意な人は、カラーの選び方や配色のセンスがあることが多いです。どんなカラーがどんなイメージを持つのかを知ることはとても大切です。

そのため、ロゴ作成者の中には、色彩検定やカラーコーディネーターなどのカラーに関する資格を取得している人もたくさんいます。ロゴの細かいところは覚えていなくても、カラーのイメージは、消費者の中にも何となく残りやすいものです。

例えば、SNS系の企業のロゴで言えば、Facebookは濃い青、Twitterは水色、LINEは黄緑というように色だけでなんとなく企業をイメージすることが可能です。ですが、一方、ロゴ作成でカラーにばかり頼ることはあまりよくありません。

なぜなら、ロゴは様々な場面で使われることが多く、その中には白黒印刷で使用されることもあるからです。カラーにばかり頼ったデザインにしていると白黒印刷にした時に、何となく物足りない印象のロゴになってしまうことがあります。

カラーのアイディアは、あくまでデザインを決めてからのエッセンスとして加えることがポイントです。

フォントの選び方で印象が随分変わる

フォントを変えるだけでデザインの印象は、随分変わります。時間が許される限り、様々なフォントを試してみることがおすすめです。絶対に合わないと思っていたデザインとフォントが試してみると意外とマッチしているなど、新たなインスピレーションが生まれることも多々あります。

例えば、洋風のデザインのロゴに、和風のフォントを合わせてみたら意外と可愛くできたなど、試してみないと分からないことはたくさんあります。また、フォントだけでなく文字の太さや大きさもいろいろ変えて検討してみると良いでしょう。

一文字だけあえて大きくしたり、小さくしたりすることもできますし、全体的に太さを変えることで印象をガラリと変えることもできます。フォントを選択する時に気を付けたいことは権利関係のことです。フォントの中にはフリーで誰でも使えるものと自由には使えないものがあります。

自由に使ってはいけないフォントを使用したロゴが世に出てしまえば、自分だけでなくそのロゴを使っている企業やお店にも迷惑がかかることになります。権利関係が不安な場合は、自分で新しいフォントを作ることも可能ですよ。